桜煌月メディカルハーブ辞典

ビターメロン
ゴーヤやレイシの呼び方でおなじみ。ダイエットや生活習慣病予防、便秘改善などに効果的です。
 
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 英名 Bitter melon
 和名 ゴーヤ、レイシ、ニガウリ(苦瓜)
 学名 Momordica charantia
 使用部位 果実
 成分 アルカロイド(モモルジシン)、フィトステロール(スティグマステロール、チャランチン)、インシュリン様ペプチド、カロチン、ビタミンC、ミネラル(カリウム、カルシウム)、共役リノレン酸など
 効能 血糖調整、緩下、利尿、脂肪分解促進
 適用 内 服 ●ダイエット、生活習慣病予防、健胃、便秘改善、むくみ、美肌
 使用方法 ハーブティー
 AHPA  ※メディカルハーブ安全性ハンドブックには未収載



ビターメロンと言うとあまり馴染みがないかもしれないですが、ゴーヤや苦瓜と呼ばれている野菜のことです。沖縄料理の食材として有名ですが、最近は緑のカーテンに使われているのでお家でも育てておられるかもしれません。ビターメロンにはレモンの3倍のビタミンCやカロチン、カリウム、カルシウムなどのミネラルが豊富に含まれ日ごろの健康管理にとても有益です。
また、フィトステロールのチャランチンやアルカロイドのモモルジシン、インシュリンに似たペプチドなどが含まれ、これらの成分の働きにより血糖を下げる効果を持つので、糖尿病や合併症の予防や改善に
期待ができます。
また種子に含まれる油分に共役リノレン酸を含みます。この共役リノレン酸は共役リノール酸(CLA)へと体の中で変化します。共役リノール酸は脂肪分解酵素のリパーゼの働きを促進させ脂肪を燃焼しやすくするとともに、一度細かくなった脂肪が再度固まるのを防ぐ働きがあります。そのためダイエットに効果的です。食物繊維を含み便通を整える目的でも使用されます。
また、体内の毒素を排出する効果などを持ちますので美肌効果も期待できます。



AHPA安全クラス分類 メディカルハーブ安全性ハンドブックには未収載


アルカロイド類を含むので、多量使用や長期使用はご注意ください



美容ビターメロン2、クミスクチン1、ルイボス1
疲労回復ビターメロン2、朝鮮人参1、シナモン少々
ダイエットビターメロン1、ギムネマ1、フェンネル1、ジュニパー1、スペアミント1
ニキビ、吹き出物:ビターメロン2、ダンデライオンルート2、、ヤロー1、セージ1








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