桜煌月メディカルハーブ辞典

チェストツリー　 プロジェステロン不足によるホルモンバランスの乱れを防ぐことができます

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英名 Chaste tree    和名 西洋人参木、イタリア人参木  学名 Vitex agnus castus  使用部位 果実部  成分 精油（モノテルペン、セスキテルペン等）、フラボノイド（カスチシン、イソビテキシン、オリエンチン）、アルカロイド（ビチシン）、配糖体（アグヌシド、アウクビン、エロストシド）、フィトプロジェステロン）  効能 駆風、発汗、催乳、性欲抑制、抗アンドロゲン症状、利尿、通経、解熱、目に作用する、 フィトプロジェステロン、鎮静、健胃、創傷治癒  適用 内　服 ● 利尿、フィトプロジェステロン作用  使用方法 チンキ、料理（粉末にしてふりかける）  AHPA ２ｂ　２ｄ　※メディカルハーブ安全性ハンドブックより Chest Treeとは、翻訳すると「貞淑な木」。夫が戦いのため長期家を離れる時、妻は浮気をせずに済むようにと毎日このチェストベリーを料理にふりかけていたほど、性欲減退効果で有名なハーブです。それはフィトプロジェステロンの効果です。妊娠しやすくなるため、妊娠の継続のためのホルモンであるプロジェステロンの分泌が増える黄体期（月経後から次の月経まで）に使用するとプロジェステロン不足によるホルモンバランスの乱れを防ぐことが出来ます。 腹部膨満や、月経前などの乳房の痛み、体液うっ滞やむくみ、便秘、特に月経周期と連動して出てくるニキビやヘルペスや体の不調、PMS、切迫流産等のエストロゲン分泌過多による症状や、プロゲステロン分泌低下に伴う症状を改善させることが出来ます。 また、３～６ヶ月ほどチンキを飲用し続けると、出産や流産、ピル、あるいは自律神経失調などで乱れた月経周期を整えます。月経痛が激しい人が飲み続けることで緩和されたという話もよく聞きます。 利尿作用があり、体液うっ滞や、特にPMSに伴うむくみを緩和することが出来ます。 偏頭痛にもよく、ペパーミントやフィーバーフューと一緒に飲むと楽になりやすいです。 AHPA安全クラス分類　：　  ２ｂ　２ｄ　　妊娠中には使用しない 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　経口避妊薬の効果を減弱させることがある 催乳、ＰＭＳ、月経周期の改善：料理にふりかけたり、チンキで服用します ハーブは薬のように局所的に効くわけではないため、市販薬や処方薬の完全な代用になるものではありません。 内容には十分注意を払っておりますが、辞典の内容は自己責任でご活用くださいませ。 ハーブの利用にあたっては、医師・薬剤師にご相談ください。 どなた様でも転載可ですが、必ず当ページへのリンクをお願いいたします。

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