桜煌月メディカルハーブ辞典

デビルズクロー
抗炎症・鎮痛作用が高く、リウマチや関節痛などの緩和に用いられます。苦味強壮剤として消化促進や食欲不振などにも有効です。
 
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 英名 Devil's claw
 和名 ライオンゴロシ
 学名 Harpagophytum procumbens
 使用部位 塊根
 成分 苦味イリドイド配糖体(ハルパゴシド)、精油(リグスチリドなど)、フィトステロール
 効能 抗炎症、鎮痛、鎮痙、苦味強壮、健胃、降圧、浄化
 適用 内 服 ●関節炎、リウマチ、痛風、消化促進、食欲増進、腹部膨満、便秘
外 用 ●潰瘍、おでき
 使用方法 ハーブティー、チンキ、粉末、ハップ
 AHPA 2d ※メディカルハーブ安全性ハンドブックより



デビルズクローはアフリカ南西部原産の砂漠などの乾燥地帯で育つ植物です。悪魔の爪という名前は
果実に付いた突起が爪の様に見えることから名付けられたと言われていますが、実際にハーブとして用いられるのは塊根の部分になります。ですので、基本的にハーブティーとして飲用するときはしっかりと煮出したものを摂るようにします。
もともとアフリカの民間薬で、苦味強壮剤として消化不良に用いられてきました。食欲不振に有効で、食欲を高め、消化促進作用を持ちます。腹部の膨満感や鼓脹、便秘を緩和します。
抗炎症・鎮痛作用が高く、リウマチや関節痛、痛風、腰痛、血液の浄化の目的で使用されます。
消化促進にしても関節痛の緩和にしても、使い方はチンキやカプセル剤、または濃く煮出したハーブティーの飲用が一般的です。ただし、胃酸によって効果が下がることがあるそうなので胃酸の分泌の少ない食間がおすすめです。また消化促進などの苦味強壮剤としての使用時は、関節痛の使用時の3分の1の量を使用します。



AHPA安全クラス分類 2d 胃潰瘍、十二指腸潰瘍には使用しないでください


妊娠中、授乳中の使用は控えます



関節痛バードック1、タイム1、ジュニパー1、デビルズクロー(少々)
二日酔い:ローズマリー2、ミルクシスル1、デビルズクロー(少々)



関節痛、リウマチ:チンキを飲用します





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