英名 |
Eucalyptus、Blue gum
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和名 |
ユーカリ、ユーカリプタス
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学名 |
Eucalyptus globulus |
使用部位 |
葉
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成分 |
精油(1,8シネオール、ピネン、カンフェン、テルピネオールなど)、タンニン、フラボノイド
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効能 |
抗菌、抗ウイルス、去痰、収斂、降圧、解熱など
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適用 |
内 服 ● 風邪、気管支炎、花粉症、抗酸化作用
外 用 ● うがい(喉の痛みにティーで)
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使用方法 |
ホットハーブティー、蒸気吸入 |
AHPA |
2d ※メディカルハーブ安全性ハンドブックより |
ユーカリはオーストラリア原産の高木で、古くからアボリジニーによって風邪や熱、咳の対策に用いられてきました。ユーカリには多くの種類がありますがハーブとして流通しているのは主に、グローブルスという品種です。
精油成分やタンニンを含み、抗菌作用、去痰作用、抗炎症作用、収斂作用などを持つので風邪の時の咳や気管支の炎症などにはハーブティーの飲用や蒸気吸入をします。また喉の痛みにはハーブティーでうがいをします。ただし、ハーブティーは消化器に刺激があるので、長期的に使いすぎないようにします。
また、2歳以下の幼児には精油の使用は控え、蒸気吸入を行いたい場合はユーカリの葉に熱湯をかけ、立ち上る蒸気と香りを吸入します。
※ ユーカリの精油は何種類か流通していますが、品種によって成分や使用方法が違いますので、詳しくはエッセンシャルオイルの効果・効能のページをご覧ください。
AHPA安全クラス分類 : 2d 炎症を伴う胆汁管と消化管および肝疾患には禁忌。
本品の製剤は顔の近くで用いないこと、特に乳幼児や小児の鼻部に塗布してははならない。
喉の痛み、去痰:ユーカリ2、タイム1、リコリス1
花粉症:エルダーフラワー2、ユーカリ1、ネトル1、ペパーミント1
鼻づまり:ハーブに熱湯を注ぎ、蒸気吸入
喉の痛み:ハーブティーでうがい
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