桜煌月メディカルハーブ辞典

アイブライト その名の通り目のトラブルに用いられるハーブです。喉の痛みや咳、鼻づまりにも。

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英名 Eyebright  和名 コゴメグサ(小米草)  学名 Euphrasia officinalis  使用部位 地上部  成分 イリドイド配糖体(アウクビンなど)、サポニン、タンニン、フラボノイド、精油  効能 抗炎症、抗カタル、収斂、粘膜強壮、去痰  適用 内　服 ●花粉症、目の痒み、結膜炎、疲れ目、目やに、ものもらい、咳、鼻づまり  使用方法 ハーブティー、チンキ、冷湿布  AHPA 1　※メディカルハーブ安全性ハンドブックより ) アイブライトは目(eye)が明るい(bright)というその名の通り、１４世紀頃から炎症性の目の不調に用いられてきました。抗菌、収斂、抗炎症作用を持ち、結膜炎やものもらい、花粉症による目の痒み、疲れ目、目やになどの目のトラブルに有効です。ハーブティーとして飲むのも良いですし、10分ほど煮出したものを冷ましてタオルにしみこませ冷湿布として目の上に置くのもおすすめです。ジャーマンカモミールなどの抗炎症作用のあるハーブとのブレンドも良いでしょう。 花粉症でお悩みの方は症状のでる1～2ヶ月前からネトルやエルダーフラワー、甜茶、エキナセアなどのブレンドでハーブティーやチンキを飲み続けると症状が緩和されます。 また、粘膜の保護や収斂、去痰、抗炎症作用を持ちますので、咳や喉の痛み、鼻水、鼻づまりなどの症状にも用いられます。喉の痛みにはハーブティーやチンキを薄めたものでうがいをします。 また、精神にも作用し、やる気や元気を出させたり、記憶力や集中力のアップも期待できます。 AHPA安全クラス分類　：　 1　適切に使用する場合、安全に摂取できます 花粉症：アイブライト1、ネトル1、エルダー1、甜茶1 喉の痛み：アイブライト1、リコリス1、リンデン1 集中力、やる気アップ：レモングラス2、ローズマリー1、アイブライト1 喉の痛み、咳：ハーブティーやチンキを薄めてうがいします。 目のトラブル：ハーブティーで冷湿布します。 ハーブは薬のように局所的に効くわけではないため、市販薬や処方薬の完全な代用になるものではありません。 内容には十分注意を払っておりますが、辞典の内容は自己責任でご活用くださいませ。 ハーブの利用にあたっては、医師・薬剤師にご相談ください。 どなた様でも転載可ですが、必ず当ページへのリンクをお願いいたします。

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