桜煌月メディカルハーブ辞典

ハイビスカス
疲労回復、食欲増進、便秘改善、喉の炎症の緩和、美肌などに効果を持つ女性に人気のハーブです
 
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 英名 Hibiscus、Roselle
 和名 ハイビスカス、ローゼル
 学名 Hibiscus sabdariffa
 使用部位
 成分 有機酸(クエン酸、リンゴ酸、ハイビスカス酸)、フラボノイド(アントシアニン)、粘液質、ミネラル(鉄、カリウム)、ビタミンCなど
 効能 代謝促進、強肝、健胃、粘膜の炎症緩和、利尿、造血、緩下、抗酸化
 適用 内 服 ●食欲増進、疲労回復、眼精疲労緩和、便秘、風邪、肌荒れ、むくみ、二日酔いなど
 使用方法 ハーブティー、チンキ
 AHPA 1 ※メディカルハーブ安全性ハンドブックより



ハイビスカスと言えば南国をイメージしたり、園芸用や観賞用として流通しているものを思い浮かべますが、ハーブティーとして用いられる花は通常ローゼル種と呼ばれる食用品種になります。
多くの果実の酸味成分となるクエン酸は、ハイビスカスにも多く含まれます。食欲を増進し、エネルギーが作り出される回路に栄養を与え、体の疲労の回復を促します。筋肉を伸びやかにする効果もあり、スポーツの後の疲労回復や、夏バテの時にもお勧めです。
粘膜を保護し、炎症を緩和する効果がありますので、風邪や気管支炎の時の喉の痛みや胃炎の痛みを和らげます。
アントシアニンを含みますので、眼精疲労時にも良いと思われます。
またビタミンCを豊富に含み、コラーゲンの合成やシミ・そばかすの原因となるメラニン色素の生成を抑制します。美容や毎日の健康のために、ローズヒップと組み合わせて飲まれることが多いです。酸味の苦手な方は蜂蜜などを入れてお飲みください。
またビタミンCを毎日適量摂取することは精神の不安定さを改善する効果もあると言われています。



AHPA安全クラス分類 :  1 適切に使用する場合、安全に摂取できます



喉の痛みエルダーフラワー2、ハイビスカス1、リコリス1、セージ1
消化促進ハイビスカス1、フェンネル1、ペパーミント1、ローズレッド1
眼精疲労ハイビスカス1、ジュニパー1、アイブライト1、カモミール2








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