桜煌月メディカルハーブ辞典

オリーブ
抗酸化作用が高く、血管増強作用を持ち、糖尿病・高血圧・動脈硬化の予防に良いハーブです。
 
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 英名 Olive
 和名 オリーブ
 学名 Olea europaea
 使用部位
 成分 フラボノイド配糖体(ルチン、ヘスペリジン)、フラボノイド(ルテオリン)、ビタミンE
 効能 抗酸化、降圧、血管増強、利尿、発汗、抗菌、抗ウイルス
 適用 内 服 ●動脈硬化・高血圧・糖尿病の予防、解熱、風邪・インフルエンザ予防
外 用 ●火傷、妊娠線の予防、歯肉炎、喉の痛み
 使用方法 ハーブティー、チンキ、浸出油、ハップ
 AHPA  ※メディカルハーブ安全性ハンドブックには未収載



神話や伝説に数多く登場し、地中海沿岸の人々にとってオリーブは幸運や恵み、平和のシンボルのようです。オリーブと言えばオリーブオイルや実をイメージしますが、葉にも素晴らしい薬効があります。
フラボノイド類を多く含み、特にルチンには毛細血管における血液の透過性を抑制する作用があり、糖尿病や慢性静脈不全、痔、静脈瘤性潰瘍などの予防効果が期待できます。抗酸化作用や血管増強作用、降圧作用などもあり、高血圧、動脈硬化などの生活習慣病予防にもなります。
ホットハーブティーには発汗作用があるので、風邪やインフルエンザ時の解熱にエルダーやヤロー、リンデンなどのブレンドを飲みましょう。抗ウイルス・抗菌作用があるので、インフルエンザやヘルペスの予防にもどうぞ。
外用としては火傷や妊娠線の予防、喉の痛み、歯肉炎などに使われます。

オリーブオイルは、心臓・循環器障害の予防に素晴らしい効果を発揮します。また便秘の緩和、胆汁分泌促進、胸焼け・胃痛の緩和などの効果があります。スキンケアにも良く、乾燥肌、敏感肌、加齢肌、混合肌などに向きます。肌を柔軟にし、創傷やニキビなどの肌トラブルの予防や治癒を早めます。



AHPA安全クラス分類 :メディカルハーブ安全性ハンドブックには未収載



緊張、動悸オリーブ1、カキノハ1、アンジェリカ1、ホーソンベリー1
血液さらさらオリーブ1、マツバ1、ペパーミント1
糖尿病予防オリーブ2、ダンデライオンルート1、ネトル1、リコリス1



喉の痛み、咳ハーブティーや、チンキを薄めてうがいします。
歯肉炎:ハーブティーや、チンキを薄めてマウスウォッシュに。





ハーブは薬のように局所的に効くわけではないため、市販薬や処方薬の完全な代用になるものではありません。
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