桜煌月メディカルハーブ辞典

オレンジブロッサム
抗鬱、抗不安、不眠、ストレス性の頭痛や消化器系の不調などを緩和してくれる甘い香りのするハーブです
 
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 英名 Orange blosson、Orange flowers、Neroli flowers、Bitter orange
 和名 ダイダイ(橙)
 学名 Citrus aurantium
 使用部位
 成分 精油(酢酸リナリル、リナロール、アントラニル酸メチル、d-リモネン、ゲラニオールなど)、
フラボノイド配糖体、苦味質など
 効能 鎮静、緩和、抗鬱、血糖降下、消化促進、抗炎症、抗酸化など
 適用 内 服 ●神経や筋肉の緊張緩和、不安、不眠、消化器系の機能の不調、鼓脹、ストレス性の下痢
外 用 ● 美容(収斂、保湿、ハリ)
 使用方法 ハーブティー、ハーバルウォーター
 AHPA 花については未収載 ※メディカルハーブ安全性ハンドブックより



開花前のビターオレンジの花のつぼみを乾燥させたもので、甘くフルティーな香りとわずかな苦みを持ちます。
交感神経の興奮を鎮め精神を安定させる効果があり、神経や筋肉の緊張状態の緩和、ストレスからくる消化器系の不調、下痢、鼓脹、不眠などに使用します。同じく鎮静作用のあるリンデンとブレンドされることが多いようです。
抗酸化作用や血管増強作用のあるフラボノイド配糖体を含みますが、その含有量は葉よりも花に多く含まれますので、フラボノイド成分を摂取するには花を使うようにしましょう。
この花を蒸留して得られる精油はネロリと呼ばれます。また蒸留の際に生成する芳香蒸留水は、収斂作用や高い保湿効果、ハリと潤いを与える効果を持つのでスキンケアにもおすすめです。



AHPA安全クラス分類 :   花については未収載

妊娠中は注意が必要です



精神安定、リラックスオレンジフラワー2、リンデン1、セージ1
精神安定、リラックスオレンジフラワー1、セントジョーンズワート1、ローズ1
神経性の胃の不調オレンジフラワー1、レモングラス1、オレガノ1、ペパーミント1



美容(毛穴引締め、保湿、ハリ):ハーバルウォーターで化粧水に





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