英名 |
Reishi
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和名 |
レイシ(霊芝)、万年茸(マンネンタケ)
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学名 |
Ganoderma lucidum |
使用部位 |
子実体、菌糸体
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成分 |
多糖類、β‐グルカン、アデノシン、トリテルペン、フィトステロール、ミネラルなど
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効能 |
免疫賦活、血圧調整、抗腫瘍、抗炎症、抗酸化、去痰、副腎刺激、心臓強壮、コレステロール低下、抗ヒスタミン、血小板抗凝血作用など
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適用 |
内 服 ● 抗ガン作用、心筋梗塞の予防、血圧の正常化、精神安定、不眠、アレルギー性鼻炎、気管支炎、免疫の強化、放射線治療法の副作用からの保護、病後の活力回復
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使用方法 |
ハーブティー、薬用酒 |
AHPA |
1 ※メディカルハーブ安全性ハンドブックより |
霊芝は古くから中国や日本で生薬として用いられてきました。
幅広い薬能があるものと信じられさまざまな目的に用いられてきましたが、現代ではその効能を裏付けようと研究が行われており、抗癌作用、免疫賦活作用、血小板抗凝固作用などが報告されています。
特にβ‐グルカンなどの多糖類は、免疫力とT細胞の活動を高め、白血球とマクロファージの活動量を増やし、強い免疫賦活作用、制癌作用を持つとして注目されています。また化学療法や放射線治療法の有害な副作用から保護する作用もあります。
抗ヒスタミン作用を持ち花粉症やアトピー性皮膚炎にも有効で、去痰作用が慢性気管支炎、肺炎、呼吸器の不調に有効です。
心機能を高めて血行を改善し、血液の凝固を防ぎ、アテローム性動脈硬化を予防するので心筋梗塞や脳梗塞、狭心症などの予防にも効果的で、血圧の正常化、コレステロール値を下げる効果を持ちます。
また肝臓保護効果もあります。
アダプトゲンハーブでもあり、ストレスに対する抵抗性を高め精神を安定させるので不眠の改善や、睡眠の質の向上にも一役買ってくれます。
AHPA安全クラス分類 : 1
3-6ヶ月間の継続使用によるまれな副作用として、口・のど・鼻の乾き、かゆみ、胃の不快感、鼻血、血便が報告されている
抗血液凝固作用を持つので、抗血小板・抗血液凝固作用のあるハーブや医薬品との併用は注意が必要。
血圧低下作用のあるハーブや医薬品とともに用いると、その作用を強め低血圧を引き起こすことがあるので注意。
精神安定:セントジョーズワート2、パッションフラワー1、レイシ1、バレリアン(少量)
アンチエイジング:ビルベリー2、ギンコウ1、マツバ1、レイシ少々
二日酔い:バーベリー1、ミルクシスル1、リコリス1、レイシ少々
毎日の健康に:薬用酒
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ハーブは薬のように局所的に効くわけではないため、市販薬や処方薬の完全な代用になるものではありません。
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ハーブの利用にあたっては、医師・薬剤師にご相談ください。
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