桜煌月メディカルハーブ辞典

スカルキャップ 
ストレス・不安・不眠・ノイローゼ・更年期障害・PMS・緊張性の頭痛・肩こり・腰痛などの効果を持つハーブです
 
Home / Net Shop / Herb Dictionary /Medical Herb Class



 英名 scullcap 
 和名 黄金花(こがねばな)
 学名 Scutellaria baicalensis
 使用部位
 成分 カルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄、揮発油、フラボノイド(アピゲニンなど)、イリトイド配糖体、タンニン、フィトステロール、セルロース、リグニンなど
 効能 鎮静、抗緊張、抗不安、利尿、収斂、消化促進、筋肉弛緩、抗鬱、血液循環
 適用 内 服 ● 神経系疾患、ストレス、頭痛、心身症、月経時のイライラ、神経疲労、不眠、脂肪分解、抗ヒスタミン(抗アレルギー)、脳血栓、筋肉の緊張
外 用 ● 肌荒れの改善、腰痛や肩こり(ハーブ湿布や粉末入り蜂蜜の塗布など)、抗ヒスタミン
 使用方法 ハーブティー、チンキ、カプセル剤
 AHPA 1 ※メディカルハーブ安全性ハンドブックより



見た目が帽子みたいな花を咲かせるためにその名前が付けられました。このハーブはアメリカのインディアンが、蛇や毒虫に咬まれた傷や、狂犬病や、心因性の病、過度の性的興奮状態、月経痛の治療薬として使っていたという説があり、最近になってよく使われるようになったハーブで、すべての神経系疾患や精神疾患のために効果があります。ヨーロッパにおいては、「狂犬のハーブ」と呼ばれるほど狂犬病の治療にも使われていたそうです。
作用を構成する成分は、豊富なミネラルとフラボノイドです。
ヒステリーやパニックに陥った時や、ストレスで疲弊した時にその神経を落ち着かせ、怒りや憎しみなど辛い感情を緩和させ、落ち着きを取り戻すことが出来ますし、神経が高揚し眠れなくなった場合は、飲むと気持ちが落ち着き、眠りやすくなります。
怒り、ヒステリー、ノイローゼや不安、心配性、不眠症で悩んでおられる方には強い助けとなるでしょう。また、ストレスに起因する筋肉の緊張や力みを緩和してくれるので、肩こりや腰痛にも効果が期待できます。
スカルキャップにより精神的な落ち着きやストレスの緩和の効果を最大限により得たい場合は、継続して数か月、お茶やチンキ、粉茶やカプセルの形で飲み続けてください。



AHPA安全クラス分類 :   1  適切に使用する場合は、安全に摂取することができる



不眠、ストレス:スカルキャップ2、ラベンダー1、ローズ1、ジャーマンカモミール1、バレリアン少量
緊張性の頭痛、肩こり、腰痛:スカルキャップ2、レモンバーム2、マジョラム1、タイム1
神経性の胃痛:スカルキャップ2、マーシュマロウ2、ジャーマンカモミール1、ペパーミント1
更年期障害:スカルキャップ2、ホップ2、バーベイン1、ブラックコホシュ1
PMS:スカルキャップ2、レッドクローバー2、ローズ1、ブラックコホシュ1


イライラ、ストレス、不安:チンキやティー、粉末を服用します
腰痛、肩こり:ハーブティーで温湿布します




ハーブは薬のように局所的に効くわけではないため、市販薬や処方薬の完全な代用になるものではありません。
内容には十分注意を払っておりますが、辞典の内容は自己責任でご活用くださいませ。
ハーブの利用にあたっては、医師・薬剤師にご相談ください。
どなた様でも転載可ですが、必ず当ページへのリンクをお願いいたします。
  
(c)Sakura kogetsu Inc.