桜煌月メディカルハーブ辞典

シベリアンジンセン
ストレスに対する適応力の増強、疲労回復効果、免疫賦活、集中力・記憶力の向上など素晴らしい効果を持つハーブです
 
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 英名 Eleuthero、Siberian ginseng
 和名 エゾウコギ、シゴカ(刺五加)
 学名 Eleutherococcus senticosus
 使用部位 根、根皮、葉
 成分 リグナン類(エレウテロシドEなど)、クマリン誘導導体(イソフラキシジンなど)、トリテルペノイドサポニン(エレウテロシドAなど)、多糖類、タンニンなど
 効能 アダプトゲン、免疫賦活、精神賦活、血行改善、代謝促進、抗酸化、抗アレルギー
 適用 内 服 ● 精神安定、ストレスへの適応力、疲労回復、集中力・記憶力を高める、感染症の予防、自律神経失調症、不眠、老化・生活習慣病の予防、冷え性、肝臓の保護、副腎疲労など
 使用方法 ハーブティー、チンキ
 AHPA 1 ※メディカルハーブ安全性ハンドブックより



シベリアンジンセンは、エゾウコギ、刺五加とも呼ばれ、ロシアや中国や北海道に自生する強壮剤として知られるハーブです。主に、根や根皮を使います。1960年代にロシアで広範な研究が行われ、注目を集めました。 
ストレスへの適応力を高めるアダプトゲンハーブで、体の局所の治療に用いるのではなく、神経系・内分泌系・免疫系のバランスとり、体全体の生命力を増強します。
脳への血流量を増やし、集中力や記憶力を高めるとともに持続力も高めます。ADHDや加齢による記憶力の減退に用いられます。
運動能力の向上、体力や持久力の向上、、トレーニング後の筋肉痛の緩和、強力な抗疲労効果、過労による免疫力減退防止などの効果があることもわかっています。
また、風邪や咳などの感染症の予防や、環境汚染や放射線などの発がん性物質から体を保護し腫瘍形成を防ぎます。
男性の精力促進剤として役立ってきた長い歴史をもち、男性用生殖系強壮剤としてもよく使われます。

葉は、サポニン配糖体、フラボノイド配糖体、フェノール性化合物などを含み、肝細胞の保護や心機能の向上や抗酸化作用を持ちます。



AHPA安全クラス分類 :   1  高血圧には使用を控える
使用期間は1~3ヶ月とし一定の期間(一ヶ月ほど)をあけたのちに繰り返して使用することは可能

ジゴキシンとの併用は避ける



日々の健康管理クマザサ2、シベリアジンセン1、アンジェリカ1
風邪シベリアジンセン1、エキナセア1、ペパーミント1、リコリス1、オレンジピール1
消化促進ジャーマンカモミール2、シベリアジンセン2、ペパーミント1



筋肉痛:ハーブティーで湿布





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